englishpage

スーパーカルマーでケーブル切断対策


草刈り中のケーブル切断を防止!!


刈払機による草刈り事故は一般的に「切創事故」「物損事故」の2つに分けられ、物損事故の方が比較的多く発生しています。中でも飛び石による事故が最も多いため、様々な対策がとられていますが、「ケーブル切断」に関してはまだまだ対策されていない方も多いのではないでしょうか。草刈り中のケーブル切断は太陽光発電所や保線関係などの現場で問題になっています。

ケーブル切断事故事例

飛び石やキックバックは「スーパーカルマー」での対策が可能ですが、ケーブル切断防止にも役立ちます。

年々スーパーカルマーを導入する企業も増加して参りましたが、導入背景には、草刈り作業中のケーブル切断に関するトラブルの増加も挙げられます。代表的な例としては下記のような事例があります。

・太陽光発電施設で草刈り作業中にケーブルを切断し、電力供給ができず、売電補償問題に発展。※最近では1000V、1500Vなど高圧仕様の太陽光発電所が増えているため、草刈作業者の感電事故も懸念されます。
・鉄道の線路際での除草中に、ATC(列車自動制御装置)用の信号ケーブルを誤って切断。列車及び乗客に大きな影響。
・河川堤防に隣接する水位計測所周辺を作業中に計測ケーブルを切断。
・事業所の従業員が構内の除草作業中、高圧引込みケーブル用エフレックス管に草刈り機の刃を接触させ高圧ケーブルを損傷。構内停電事故に至った。

上記以外にも計測施設やコンクリート構造物がある場合、周辺に通信ケーブルを配置しているケースが多く、そのような現場でもケーブル切断事故が発生している現状があります。

 

事故発生原因

基本的にケーブル切断が起こるケースは作業現場の確認不足・ケーブルの見落としが原因です。作業者の注意不足も原因として挙げられるものの、雑草が生い茂る場所ではケーブル自体が雑草によって隠れ、気付かない内に切断してしまっていたというケースがほとんどです。特に雑草の生長が著しい時期は足元も見えにくいため、雑草に隠れた障害物に接触して事故を起こしてしまう事例も珍しくありません。

ケーブル自体は基本的にはPFD管などで保護されていますが、チップソーのような高速回転刃ではPFD管ごと中のケーブルまで切断してしまいます。軽く接触しただけで切断してしまうので、作業者の注意に委ねるのではなく、根本的な対策が必要といえるでしょう。

線路際

FP管ごとケーブルを切断

鉄道の保線作業の草刈りにおいても、ケーブル切断は対策すべき問題として挙げられています。地方によってはケーブル類が線路に沿って配線されている箇所も多く、定期的に切断事故が発生しています。

【具体的な対策方法】

ケーブル切断をはじめ、構造物を傷つけないための対策としてはナイロンコードカッターが一般的です。樹脂製の紐を使用して草を叩き折るようにして草を刈払うため、安全性が高く人体や構造物を傷付けません。キックバックや人体接触時の裂傷の危険性がほとんどない事が大きなメリットです。しかし、高速回転させて雑草を刈り取る性質上、金属刃よりも飛散しやすく、飛び石事故につながるリスクがあります。つまり、切創事故は防げるものの飛散事故が増加してしまうといった事例が発生する可能性がでてきます。

特に飛び石事故は草刈り事故の中でも発生件数が非常に多いため、道路管理を行う企業では作業標準内で使用ツールが定められており、既に高速回転刃の使用が禁止されているエリアもあります。太陽光発電所では飛散物が原因でパネル破損などにつながるため、パネル周辺は手作業で除草しているというケースも多く、安全に草刈作業を行うためには「飛び石」と「ケーブル切断」両方の対策を講じる必要があるといえるでしょう。

飛散物によるパネル破損

ナイロンカッター

飛び石&ケーブル切断対策ツール「スーパーカルマーpro」

『スーパーカルマー』であれば【飛び石】と【ケーブル切断】といった諸問題を解決可能!独自設計のギヤ構造により回転数を安全領域まで減速回転ハサミ方式により草刈り中のキックバックと飛散物を大幅に抑制し、構造物の破損を防ぎます。国内のほとんどの刈払機に取付けることが可能な刈払機アタッチメントで、国立研究法人農研機構から飛び石抑制に関する効果も証明されています。キックバックや飛び石、ケーブル切断を含めた構造物の破損を大幅に抑制できる製品です。

【製品特徴】

・石跳ねが少なく安全

アタッチメント内部の減速ギヤボックスでエンジン回転数を約20分の1まで減速。減速機構と上下刃の回転ハサミ駆動により、低速回転でも効率よく草が刈れ、石などの飛散を抑制。

・キワ刈りができる

刈刃が障害物に触れても、跳ね返りが少なく、キワ刈りがスムーズで安全な作業に。

・危険な場所で作業効率アップ

人のいる公園や通行車輌の多い道路、建物周辺など、従来の高速刃では危険な場所でも安全に効率よく作業ができる。

・地面に置いて安全に使用できる

コンクリート等の構造物や地面に接触してもキックバックがほとんどないため、地面に置いて滑らせながら安全に除草可能。

 

なぜケーブルを切断しないのか

スーパーカルマーは減速回転ハサミ式により雑草を挟み込んで刈り取るため、挟まないモノ(直径約1.5センチ以上)は切断しにくい特性があります。また、刃の外側に刃付けをしておらず、接触物を傷つけにくい設計です。細いケーブルの場合は更に安全性の高い細目刃を用いることで対策可能です。

草刈り中のケーブル切断は潜在的な問題となっており、対策を講じて草刈りクオリティを向上させる必要があります。現場の安全・ケーブル切断対策として是非スーパーカルマーシリーズをご検討ください。

 

製品詳細

刈払機アタッチメント スーパーカルマー

バッテリー刈払機セット スーパーカルマーelex

  • facebook
  • 日本造園組合連合会